毎年、夏休みと冬休みになる前に店の大掃除をします。
ありとあらゆる場所をそうじし、すべての道具をみがきます。
とても一日ではできないので何日もかけます。
このそうじは私がとてもこだわっていることの一つです。
その理由・・・・・。
もちろん普段そうじし切れないところをやるということも理由の一つです。
でも、そんなことではないのです。
まぁ、そうじというのも一つの手段なのですが。
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私たちの仕事はパンを作ること。
でもパンを作ればいいということではありません。
それ以前に大切なこと、やらなければいけないこと、あるのです。
パン屋だからとか何とかいう問題じゃなくてです。
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たとえば、生地を仕込むこと・・・・・・。
粉を入れ、材料を入れ、水を入れ、何分ミキサーを回して、はい出来上がり。
それは誰でもできます。 ただその通りにやればいいのですから。
でも、それはそれだけのことであって
本当のところはそれだけではないのです。
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わたしは自分のところでパン作りをしたいという人には
自分ができるすべてのことを教えたいと思っています。
と言っても私自身、ただの一パン職人です。
自分がすべてだとは思わないし、偉そうなことをいうつもりもありません。
でも、それでも
私の伝えたいこと、私が伝えなければならないことがあるのです。
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自宅で過ごすよりもはるかに多くの時間を費やし、
うんざりするほど重い粉を運び、
次、次、次と急いで仕事こなし、
あれもやって、これもやってと息つく間もない一日。
来る日も来る日も同じことの繰り返し。
それでもやらなければならないし。
先が見えないこともあるし、不安になることもあるし。
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だからこそなのです。
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これから先やるとかやらないとかじゃなく、
パン屋になるとかならないとかじゃなく。
小手先のことにとらわれることなく、
ちゃんと一歩を踏み出すためにも、
何かを得るためにも。
いつかの準備のためにも。
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そして・・・・・
本当の意味で手をかせたらと思います。
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本当に大切に思うことのために。
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朝一で畑へ。
仕込みのための野菜を収穫。
と言っても母、作る人。
そして私、採るだけの人。
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これ、ピザに使っているピーマンです。
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これ、チキンサンドに入っているバルサミコナスのナスです。
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これ、いろいろなサンドに入っているトマトです。
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これ、トマトチーズカレーに使っている玉ねぎです。
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これ、ジャーマンやポテトサンドに使っているジャガイモです。
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これ、畑に来ているお客さんです。
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はい、やっぱりパン屋は農のおかげで成り立っています。
あらためて生産者、土、自然を思わずにはいられない一日の始まりでした。
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先日お話した問題を解決すべくたなを買いました。
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これは本用。
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これは道具 & 調味料用。
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どちらもシンプルで使いよさそうなので気に入っています。
ちなみに “おねだんいじょ~♫ ラ・ラ・ラ♬ ”で一目ぼれです。
けっこう収納できそうで安心です。
あっでも、またエスカレートしそうです(^_^;)”
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“つくる” 仕事をしていると “つくる”ことがしんどく感じることがある。
“好き” の延長のはずなのにしんどくなる。
性格的なものなのか職業的なものなのか、
何でもその上、その上を考えてしまう。
私生活でもそれは同じで
気が付くと集めに集めた置き場のない本、
揃えに揃えた道具や調味料。
“つきつめる” というと聞こえはいいが・・・・・・。
時々、この自分が厄介であきれてしまう。
まぁ、だから今があるのだと前向きに考えることに・・・・・。
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で、今回はそのカレー編のご紹介。
何度か挑戦したうちで一番好評だった今回のカレー。
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今回、用意した材料。
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左奥から時計回りに——-
カレー粉、クローブパウダー、カルダモンパウダー、カレーリーブス、トマト缶、バター、生クリーム、しょうが、にんにく、鶏肉
けっこう絞り込んでシンプルにしました。
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なぐり書きのレシピを片手にまずは肉の準備。
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鶏もも肉に塩、しょうが、にんにく、カレー粉で下味をつけヨーグルトに漬け込みます。
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鍋にバターを入れ火にかけすりおろしたしょうが、にんにくを炒めます。
香辛料、トマト缶を加え、さらに漬け込んだ鶏肉をそのまま入れて煮込みます。
あっ、この時点でもうすでに
その世界に入っているので写真まで気が回ってません (・_・;) 。
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——グツ、グツ、グツ—— 煮込むこと約20分。
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仕上げにお決まりのガラムマサラ。
そして生クリームを。
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ジャ~ン。
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バターチキンカレー
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今回は玄米ごはんと一緒に。
そして大好きなパクチーをたっぷり添えて。
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おっ、おっ、おいしーーーい )^o^( !!!
こんなに簡単で、こんなに少ない材料で、こんなに短時間で。
はっきり言って・・・・・
あっ、でもあんまり自慢するタイプではないので・・・・・
こう言っておきます。
「ちょっとプロっぽい味」 と。
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これ買っちゃいました。
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お料理好きな人ならピンとくるでしょう。
はい。 正解です。
ストウブ鍋です。
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前から欲しくて欲しくて。
でもふだん家事をしない(する時間がないのです! 本当に。。。)ので何となく買いたいと言い出せなくて。
ずっとずっと機会をねらっていたのですが。
ついに手に入れました。
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これ、箱です。
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箱の中でひたすら出番を待ってます。
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ひとつひとつ職人さんが型から手作りです。
まさに一点物です。
持ち上げるとずしーんと重いです。
うれしくて毎日箱を開けてながめています。
どうやって登場させるか・・・・考えてます。
まずはおいしいご飯を炊いて納得させましょうか・・・?!
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やっぱりあじさいでしょう。
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雨もまたいいものですね・・・・・と思えるから不思議なものです。
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これは——
柿の実です。
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久しぶりにコーヒーを飲む。
お茶は飲むことがあるけど、コーヒーは本当にほっと一息ついた時にしか飲まないような気がする。
あっ、でも私がオーダーしたのは “チャイ ティー ラテ” だっけ・・・。
それにどちらかというとドトール派だし・・・・・。
まぁ、それはそれで。
ほっと一息つけたことには変わりない。
他愛ない話をしたり、ちょっとグチっぽい話をしたり。
コーヒーを飲む時間は必要だな。
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今週の畑。
じゃがいも・さつまいも・落花生
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部長~、何とかなりそうですね。
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来週くらいには色づきそうですね。
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実はこれ、先週アップする予定だったのですが。
先週からずっと体調不良で・・・でもちょっとやそっとで休めないのがつらいところで・・・。
自分のからだをだましだまし仕事をして、
実は昨日はそのピークを迎えまして、
朝、目を覚ますと目がぐるぐる回り、ホント、地球まわってる!?状態のまま配達に行き、
途中耐え切れなくて何度も車を止め・・・。
—–がその後、前々からの予定が入っていたので・・・。 それが終わると、
実家に戻りバタンキュー(リアクション、ふるっ)。
大熱状態で一人うなっていたのですが、妹が帰宅し体温計を持ってこさせ測ってみると—–
なんと、
36.9℃
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うっそー!! こんなに大熱で苦しいのに。 たったこれだけ~??
でも何度測っても・・・(・_・;)
平熱が低いからかしら???
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まっ、気を取り直してここから肝心のさくら道の話です。
いつものことですが、ゆっくりお花見を楽しむ余裕がありません。
でもお花見をしないとどうしても気が済まないので。
あまり気が進まない家人を道連れに・・・・・。
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これを見ればどこか東金人ならすぐわかるはず、
もちろん八鶴湖です。
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脇道から入ると、すぐにこの感動の薄ピンクが目に飛び込んできます。
ここからは幻想の世界。
この薄ピンクの道をゆっくり歩いてみます。
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淡くはかない花びらがハラハラ舞うなかお姫様気分で(笑)ゆっくりゆっくり足を進めます。
今日はお天気もいいしこのさくら道をぶらぶら一周してみましょうか。
えっ?! 一周? 確か一周800m(・_・;)。
むっ、無理! 無理! 無理です!! 今の私には・・・・。
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思えば純真な高校生の頃、この八鶴湖を何周走ったことでしょう。
部活一辺倒だったわたしは平気でここを10周くらいしてたわけで・・・。
してたというか、させられたというか・・(-_-;)
まっ、この話はまたいつか。
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とにかく特別な思いのある八鶴湖を数メートル歩いて、
後は車で一周して、
それで気が済んだわけです。
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ねっ! やっぱり来てよかったでしょう!!
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楽しくてもつらくても同じようにちゃんと時は流れる。
そんな移ろいに救われるような気持ちになる。
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中央公園のしだれざくら、見頃を迎えている。
もうこんな時期なのか、と見上げてみる。
雲一つない青い空にやわらかな薄ピンク。
そういえば久しぶりに空を仰いだような気がする。
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ちょっとあたりを見回すと・・・・
つくしはスギナに変わり、
田んぼはもう田植えの準備がはじまっていて、
庭先でなくうぐいすの声はすっかり上達していて、
ああよかった、とほっとする。
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顔を上げるといろんなものが見えてくる。
今まで見えなかったもの、見ようとしなかったもの、
いろいろなものが次から次へと見えてくる。
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粉桜の花も満開・・・だったのですね。
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