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先週は久しぶりに(さらっと先週の話です^_^)Boulangerie dodoさんを訪問。
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・扉を開ける前からこのお店に関わる全ての人の思いが伝わってきます。
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やさしい明かりの下に並んでいるパンはどれも
一つ一つ丁寧に作られているのが一瞬に伝わってきます。
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今回はとっても素敵なお母様もお店のほうにいらっしゃって
少しお話をさせていただきました。
パン屋のパン屋話・・・いろいろしてきました。
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お母様が娘さんを思う気持ち、
そして娘さんの作るパンを大切に思う気持ち、
こうしてこのお店のパンは並んでいるんだなぁ、と
しみじみ思い幸せな気持ちになりました。
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あらためて——-
お店に並んでいる一つのパンにはいろいろな思いがつまっています。
作り手、
材料を提供してくれる生産者、
見守ってくれる家族や友人、
そしてお店を、私たちのパンを見守ってくださる方々の、
たくさんのいろんな思い・・・・・。
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わたしは——-
今、こうしてパンを焼けることに
感謝
ですね。
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疲れも吹っ飛ぶし、気分も上向きになるし・・・・・。
人をそんな風にできるそんなものを作れる人はすごいと思う。
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帰りの車の中、むせるようなコーヒーの香りに包まれて考えた。
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いろいろなことで人の気持ちは動くけれど
そんな動かせるものを作れる人はやっぱりすごい。
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たった一杯のコーヒーにそんな力を与えるんだものね。
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たった一個のパンにそんな力を与えられたら・・・・・
いいのにね。
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わたしがパン屋になったのも
この大好きな東金の、そしてこの地でパン屋をしているのも
そしてパン屋を通して多くの人と関われたことも
必然的なことだと思った。
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ここ最近のすてきな出会いに感謝して
明日もパンを焼こう。
あさっても
その次の日も
そしてまた次の日も
ずっと。
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この夏の粉桜パンを彩ってくれた行木さんのブルーベリー。
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ジューシーでふくよかな味わいに驚き感動し、
そんなブルーベリーもそろそろおしまいに近づいているそうで・・・。
ちょっと・・・いえいえ、すごくさみしいです。
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何度も摘みに行って、その度ごとにていねいに説明してくださる行木さん。
行木さんにお会いして「この方のブルーベリーだったら!」と思い、
逆に行木さんのブルーベリーを食べて「こんなブルーベリーが作れる人は!」と行木さんを想い、
・・・・・・・。
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はるばる浦安からいらして一緒に摘みに行ったジャスミンさんも行木さんのブルーベリーに感動したようです。
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——夏の思い出の一コマ——
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行木さんのブルーベリー、また来年も!!
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この時期、いつもなら“夏の終わり ”を憂いでいるのですが
今年は“秋の始まり”を感じることに決めました。
まぁ、決められることではないのですがそうでもしないと先に進めそうもないので。
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ロシアのダーチャ(菜園付のセカンドハウス)をイメージして
夏の名残を惜しみつつ、新しい季節への期待を感じる今日のテーブル。
久しぶりの再会にほっとして。
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本日のmenu
茄子と胡桃のサラダ
冷たいボルシチ
サムサ
(ウズベキスタンのミートパイ)
豚肉ハーブマリネのオーブン焼き
——-きのこソース添え——-
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東金 かさぶらん花にて
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素材って大切だな。
そう思った。
でもそれを生かすのは至難の業。
素材そのものをきちんと理解していないと生かしきれない。
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きちんと向き合いきちんと知る。
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うん、そうしよう。
そうすることにしよう。
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弘子先生の話を聞きながら
そんなことを思った秋の始まりでした。
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で、パン屋めぐりツアーの続きですが。
ロブションを後にして
パンが見たいという強い欲求を抱きながらとっさに思いついた新丸ビルへ。
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“ポワン・エ・リーニュ”
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あー、こういうのもあるんだ。
なるほど、なるほど。
でもー、そうじゃなくて・・・・・。
ますます欲求が強くなりお隣の丸ビルへ。
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“ユーハイム”
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やっとちょっと安心。
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でもまだ少し気持ちが満たされず丸ノ内線に乗り新宿3丁目へ。
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“ル・プチメック”
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あった、あった!!
あぁよかった、って感じ。
やっと落ち着いて帰路へ。
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翌日は東海道本線に乗り茅ヶ崎へ。
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“パン・ド・ナノッシュ”
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「夏のパン屋さん」 ・・・・・
何となくそう感じてゆっくりとパンを見ることができました。
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一客として、「作り手の想いを感じながらパンを感じる」 という
とても貴重な体験ができた今回のパン屋めぐりツアー。
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誰かに
粉桜のパンに感じてもらえるような——-
そんなパン、つくっていこう。
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夏休みをいただきありがとうございました。
今回の夏休み、パンを忘れて思いっきり遊ぶか・・・・・その逆か・・・・・?
どんなふうに過ごすのか私自身第三者的にけっこう興味があったのですが。
正解は——-どっぷり “パン漬けの毎日” でした。
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ふだん行けないパン屋を回り、たくさんのパンを見、たくさんのパンを食べ、
いろいろな想いが頭の中に入ってきて、
いろいろな想いが頭から出ていって。
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多分、ワタシ、
「これからもずーっと、ずっとパンを焼いていくんだろうなー」
「どんな形にせよ、ずっとね」
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そう考えていたら何かちょっと気持ちに変化がありまして・・・・・。
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というわけで、休みが明けてまたがんばっています。
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酵母たちも無理やりリフレッシュされて???
がんばっています!!
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さて、夏休み。
今年はおとなしく超久々のパン屋めぐり。
パンはなぜか見るのが大好きで、どこのパン屋に入ってもじーっと見入っています。
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今回のツアー、トップを飾るのはパリで人気のローズベーカリー。
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この画像ではわかりにくいかもしれませんが こちらのお店 COMME des GARCONS の中にすっぽり入っています。
スタイリッシュと言えばその通りですが‘イギリスのシンプルでナチュラルな家庭料理’を謳ったお店なので違和感は否めません。
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さっそくキッシュのプレートを注文。
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まずカンパーニュがサーブされます。
レスキュールのバターとピンクロックソルトがついてきます。
よく焼きこまれたクラストといい、きちんと利いた塩加減といい、後からくる酸味といい、これぞカンパーニュという感じのカンパーニュでした。
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そしてコーヒー。 ちなみに別注文です。
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お花の形のショートブレッドとペルーシュブラウンシュガーがつきます。
それと濃さを調整するお湯がついてきます。
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いよいよキッシュのプレートです。
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カボチャとリコッタチーズのキッシュです。
2種類のサラダが添えられます。
こちらもこれぞキッシュという感じです。
ここまできちんと焼きこまれたパイ生地には感動!です。
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こちらはベーカリーといってもパンはあのカンパーニュ1種類です。
他にはソーダブレッド、スコーン、ケークといったかんじです。
下調べもせずに行ったのでパンが見れなく残念でした。
・・・が、あの焼き加減に出会えたのはうれしかったです。
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そして、2件目。 ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブションへ。
こちらはベーカリー、パティスリー、カフェが併設されています。
入ってすぐの中央台にはそれはそれは美しいパンが並べられていて。
はい、1時間は軽く見てられます。
「見せるパン」に魅せられてしまいました。
あまりにもパンを見すぎてしまい写真を撮るタイミングを逃してしまいました。
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が、ここを出てすぐなぜか“パンが見たい”という強い欲求に駆られてしまいました。
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パン屋めぐりツアーはまだまだ続くのですが、続きはまたにします。
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