酒蔵見学—稲花酒造—
なかなかアップできず・・・・・
先月の話です。
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久しぶりに一宮町東浪見にある稲花酒造に行ってきました。
粉桜ではこちらの純米かもし酒の酒粕で酵母を作っています。
ほのかに漂う日本酒の上品な香りと強い発酵力が魅力の酵母です。
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ここは足を一歩踏み入れた途端に異空間へと引き込まれてしまいます。
その重厚で荘厳な蔵とそこに流れる空気、
いつの時代にかタイムスリップしたような気持ちになってしまいます。
古文書には250年位前からの記録が記されてあるということで
なんと300年近くもの間ここで酒が作られてきたことになります。
では、中の様子を紹介します。
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蔵の一部分は江戸時代につくられたものがそのまま残っている。
壁のあちらこちらには長い年月の間に印された酵母菌の跡が点々としている。
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仕込み室ではたくさんのタンクや樽が置かれてあり
ただでさえ漂う香りに酔いそうなのに
日本酒にすっぽり包まれてしまったかのような感じだ。
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時が止まってしまったかのように静かで古きを残す蔵、
ただただ日本酒の香りが漂う。
その中で蔵を守り
酒造りに専念することは
並々ならぬ苦労と努力が必要でありそしてまた根気が必要であると思う。
だからこそ自分たちが作った酒による喜びや感激もひとしおなのでしょう。
酒の話をするときの
オカミの顔は仕事中とは別人だった。
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今回の見学で手にした純米かもし酒の酒粕を使っての試作、すでに行われています。
大切に作られた酒粕、大切に使いたいと思います。
今はまだ検討・試作段階なのでまた追々ご報告します。
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