春サンド試作、そしてまかない
まかないを作ることはほとんどない私たちですが
新しいサンドを試作するときはそれをまかないにすることがあります。
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料理人の世界ではまかないはとっても大切なものです。
若手が勉強のためにまかないをつくります。
お店によってはシェフがまかないをつくることもあります。
若手はそのまかないを食べてプロの料理の味を覚えます。
お店にある材料でお店に出ていないメニューを考え、
料理人として料理人に食べさせる料理をつくるという
ちょっと緊張の時間でもあります。
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ケーキ屋で働いていたときはたまにシェフがまかないを作ってくれました。
ケーキ屋なので野菜や肉は買ってくるのですが
ケーキ屋には必ずある粉、卵、乳製品、etc…..を使って
手早くいとも簡単に、しかもそれはそれは美しくレストランで食べるランチのように料理してくれました。
何を使ってどう料理したのかを聞くことはあまりしないのですが、
みんなそれぞれの仕事をしながらシェフが料理するのをちらちら見ていました。
そして材料や調理法を頭の中で確認しながら食べていました。
というと、せっかくの食事ものどを通らない感じがしますが
シェフの料理は感動モノのおいしさなのでシェフが料理を作る日はみんな大喜びでした。
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っと、前振りがだいぶ長くなってしまいましたが
今回の試作を兼ねたまかないをつくってみました。
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いくつかの課題を見つけたのですが、頭の中ではほぼ完成に近づきました。
この調理のポイントは鶏肉の下味とボイルの仕方です。
そして味のポイントは後から来る苺の甘さです。
近々(春が終わらないうちに)登場しますのでどうぞよろしくお願いします。
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