12月の朝
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久しぶりに朝を見た。
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地面には霜が降りていた。
朝は白いんだな・・・としみじみ思う。
あー、もうこんなに寒い冬だったんだなとも。
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私の朝はいつも星がとてもきれいで
本当に星に包まれているようで
人間の小ささを感じずにはいられない。
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仕事に向かう途中、ところどころで「おやすみー」 という声を耳にして
うらやましいとかそうじゃないとかそういう感覚は抜きにして
眠いとか眠くないでもなく
寒いとかそうでないでもなく
「あー、始まるんだ」 とぼんやり考え
・・・・・・・緊張する。
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久しぶりに見た白い朝が何だかまぶしくて
あたりをゆっくり見まわした。
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畑、ここも真っ白。
思い切り吸った空気が冷たくて
気持ちよかった。
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いつもの星空の朝もすてきだけど
やっぱり白い朝がちょっぴりうらやましいカナ。
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と、考えた2011年12月最後の週の朝。
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———–が、こんなセンチな気持ちになっているのもつかの間。
この後、走った走った。
配達に買い物、何件もの用事をすませ
気が付くとやっぱり星空。
ゆっくりできるのはもう少し先になりそうです。
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