MOBAC SHOW 2011 part Ⅱ
一日目のモバックショウでは時間切れのためほとんど目的が果たせなかったので二日目に再訪。
行く前はオーブンに的を絞るつもりだったのに何となく違う気分になった。
それはなぜか・・・?
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ベーカーズ・プロダクションのブース、サ・マーシュの西川シェフです。
確か4年前にも西川シェフ(当時はコム・シノワシェフ)の実演を見入っていたような気がする。
私の場合、実演を見ていても製法や配合にはあまり興味を示すことはない。
ただその人がどういう話し方をするのかはとても興味深い。
あまり人が良くないようだけど話し手の話し方や動き、ちょっとしたおしゃべりでその人の持つ個性はもちろんのこと、お店への思い、パンへの情熱・・・そういうものを考えてしまう。
西川シェフはあたたかい。 ちょっとした動作や言葉の一つ一つに思いやりを感じる。
この人のパンなら間違いない、そんな気持ちになる。
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「この人のパンなら間違いない」
すごく重い言葉です。
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でも行き着くところは人・・・ “人”なんですね。
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今年のモバックショウ、少し迷っていた自分から抜け出すきっかけをもらえたような気がします。
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